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専門用語説明

主な専門用語説明

IE(Industrial Engineering)
F.W.テーラーの提唱した科学的管理法(1911年)に端を発する作業研究の他に、F.B.ギルブレスの動作研究などが知られる。元々のIE(狭義)は、現場の効率化に有効であり、作業の標準化を目指す「現象追求型アプローチ」に基づいている。
QC(Quality Control)
A.W.シュハートが発表した管理図(1924年)が、品質管理の始まりと言われている。この手法は量産化を前提とした製品製造の工程を管理して、個々の製品の品質のバラツキの低減を目指す「原因追求型アプローチ」に基づいている。
VE(Value Engineering)
GE社の購買課長だったL.Dマイルズが購買部門の問題解決をきっかけに開発した購買手法(1947年)が発端である。その後、この手法は製品やサービスのデザイン変更に活用され、価値向上(機能とコストのバランス追及)を目指す「機能的アプローチ」が大きな特徴になっている。

QFD(Quality Function Deployment)
日本語で「品質機能展開」という。1978年に赤尾洋二・水野滋の両博士によって開発された。品質機能展開(広義)は、品質展開と品質機能展開(狭義)から構成され、いずれも「新製品の開発段階からの品質保証」に有効である。
TRIZ(Teoriya Resheniya Izobretatelskih Zadatch)
ロシア語の英語読みの頭文字から命名されている。日本語では「発明的問題解決理論」の意味であり、旧ソ連時代のG.アルトシュラーによって開発(1946年)された。設計上の干渉(主に技術上の矛盾)の解決に有効な手法である。
技術経営
英語では、通常MOT(Management of Technology)と呼称される。技術に立脚する事業を行う企業・組織が、持続的発展のために、技術が持つ可能性を見極めて事業に結びつけ、経済的価値を創出していくマネジメントである。
5S
整理・整頓・清掃・清潔・躾のローマ字の頭文字で、単なる掃除のことではない。要は仕事における品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)、安全(Safty/Security)を高めるのが5S活動の目的であり、改善活動の要になる。
リスク管理(リスクマネジメント)
一般的に組織や企業が経営を行なう中で、想定される内外の様々なリスクを適切に管理する経営管理手法のことである。
CSR(Corporate Social Responsibility)経営
企業の社会責任経営という意味である。企業の社会責任(CSR)とは、企業が利益を追求するだけでなく、企業の組織活動が社会へ与える影響にも責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して適切な意思決定を果たす責任を持つという意味である。